扉の数と煩悩は正比例する


みのしまです(^-^)ニッコリ




「自由を求めるほどに不自由になる。」



ドイツの哲学者エーリッヒフロムは自身の著書「自由からの逃走」でこのように語ります。


中世ヨーロッパ社会において「個人」は存在しませんでした。


人はみな生まれたときから職業が決められ、収入が決められ、衣食住が決められ

人生が決められていました。


しかし彼らは国家に対し、隷属的意識は持ちませんでした。


「個」がなかったから。


俯瞰的にみると特権階級、中産階級、労働者階級の見えざるカーストはありましたが、

彼らは目の前にある仕事に精をだし、その中で幸福を見出すことができたし、

国家も彼らに対し支配的なふるまいをせず、国家が与えた労働義務をこなせば規範の中での自由を与えました。


中世ヨーロッパ社会は安定性と帰属性に満ち満ちていました。



自由や個性が生み出す幸福はなんでしょう。


自らの選択に従い、道を開拓できること。

自分という尊厳を確立できること。

実力を持つものは富を際限なく獲得できること。


中世ヨーロッパの末期、イタリアをはじめ、世の中を覆う全体主義は衰退し「個」

が出現しだします。


するといままで自分が選択肢を包摂された社会によって「与えられて」いたことに気づきます。


道が1本なのは国家が1本道に整備してくれていたから。


靴もなく草刈ももたずして時代の波に翻弄され、ポンと個人主義社会という獣道に投げ出された民衆を待ち構えていたのは



圧倒的なまでの「孤独」でした。



人間は肉体的な孤独には耐えることができます。

山奥に住もうが、独房にいれられようが、心に集団的な帰属観が宿っていれば人は生きることができます。


時代の急激なパラダイムシフトはそんな民衆の心の拠り所をみるみる破壊し、

末端ファシズムを獣道へと駆動させました。



自由とは「孤独の承認」を前提とした片道切符です。



・・・

そういえば

僕は昔から制服というものが嫌いでした。

未成年時代の学生服、アルバイトのユニフォーム。


今思えば、制服のもつ魔力はなにも集団を縛り付けるネガティブな機能ではなく、

そこに「社会」を生み出す暖かい機能にあったのだなあ。と

ぼんやり思ったりします。



そんな圧倒的孤独さえも包み込むようなワンダーランドは、

世界幸福度調査の万年下層の日本には望むべきもないのでしょうか。


いや、変われるでしょ。


人間はその体内の構造から見ても非常に「規則的」な生き物です。



寄り道をしてもいつかは絶対に規範に立ち返ります。



まとまりのない感じで、、、

さあさあ明日も元気に参りましょう~!




ではでは

みのしまでした(・∀・)ニッコリ



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