みのしまです(^-^)ニッコリ
戸籍は過去に何度か法改正が行われており、いまやコンピュータ化が主流となりました。
改製原戸籍とは、この改正が行われる前の戸籍をさします。
法改正に伴い、戸籍の編纂様式も異なり、現在では見慣れた横書きとなりました。
変更されたのは様式だけではなく、旧戸籍に記載のあった家族情報も簡略化されました。
これが、相続時の戸籍の収集においては厄介なところであります。
といいますのも、故人の除籍謄本の収集から始めた場合、本来結婚により離脱の形跡のあった子供の戸籍が、簡略化により「空白」になってしまっているのです。
これでは相続人関係が明らかにならず、相続財産の移転の弊害となります。
そこで、相続時の戸籍の収集には、古い戸籍、すなわち改製原戸籍が必須となります。
改正したのに改正前の戸籍が必要というのもなんとも変な話ですが、そういうことです。
ちなみに結婚による除籍は改製原戸籍の場合ですと、名前のところにバッテンがついていますので、従前戸籍にはいっていたことが明らかになるわけです。
(いわゆる「バツ1」の言葉の由来はここからきています)
改正前の戸籍は縦書きでしかも手書きの記載であるため、見た瞬間「うっ」となる方も多かろうと思いますが、そこから一個前の戸籍にたどり着く情報が必ず記載されていますので、出生までの戸籍を求められた場合は根気よく遡っていく必要があります。
※戸籍の手数料
戸籍謄本・戸籍抄本 1通450円
除籍謄本・除籍正本 1通750円
改製原戸籍 1通750円
戸籍の附票 1通300円
ではでは
みのしまでした(・∀・)ニッコリ
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