性悪説


みのしまです(^-^)ニッコリ



アメリカが荒れています。8月15日の北海道新聞 国際面にて。


白人至上主義と人権擁護派による暴動がおきたそうです。


表層的な背景には①トランプ大統領による大衆迎合政治の副作用、

②政権内部に白人至上主義者の思想をもつ幹部がいることが挙げられます。


昨日、夕方のニュース映像にも流れていましたが、正直な感想は「狂気の沙汰」でありました。


なんていうか、エネルギーがものすごいのです。


人間、むきだしになるとこうも醜くなるのかと息を呑む瞬間でした。



排外主義はなぜ人間の根底に宿るのでしょう。



僕は「共同体とエゴ」という二律の矛盾にあると思います。

共同体とは民主制の根幹です。


大きい視点でみると政治に参加する時、小さい視点でみると地縁組合、家族なんかも含みます。



人は人生を生きるうえで必ずなにかにすがります。


それは細胞が分裂を繰り返すときに全く工程表がないのに

「俺は心臓になる」「お前が心臓になるなら俺は肝臓になる」

と他とコミュニケーションをとりながら互いを律する様と非常に似ています。



そしてそれは幹となり、共有した意思をもちます。

国という森まで広がると、それは民意になります。


といった感じで出発点は他者との結合です。


一方で人間は内部の細胞のようにシステマチックには出来ていません。

結合するということは自己、あるいは自分たちが作ったムラ社会の意義まで飲み込まれる危険がある、なんとか優位性を保持したいと反逆をおこします。



結合を「リベラリズム」反逆を「ポピュリズム」と呼びます。


ポピュリズムは共通の敵をつくる傾向があります。

トランプ大統領の今の政策はそれが追い風となり、感情に釣られた民衆が噴きあがるのは火をみるより明らかだったのかもしれません。



暴動はここ日本でも先日29日に札幌で起きました。


ここでは「日本と韓国の血統」が排外主義に火をつけたようです。

また別の日に詳しく論じたいと思いますが、民主制はもとよりそういった人の業を内包した政治体制ですが、

あまりにも極端に共同体が崩れるとそれはやはり衆愚政治となってしまいます。



あまりにも強烈な「個」は一方からみるとそれは「弧」。


弧は、すがる添え木がないため、なんとか生きている証明をしようと自ら燃え盛ります。


灰になる前になんとか気づきを得ましょう。



そして学びましょう。



ではでは

みのしまでした(・∀・)ニッコリ



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