みのしまです（＾－＾）ﾆｯｺﾘ
ここ10数年で相続放棄の件数は倍増しているそうです。（総務省調べ）
なにが原因なのでしょう。
相続放棄の認知度があがったのか、近年のめまぐるしい景気変動のせいなのかは、まあ、とりあえず置いておくとして
需要が高まっているのは事実のようです。
相続放棄とは民法で認められた負の遺産をチャラにできる制度ですが、相続財産を額面だけ追って「これなら相続しても大丈夫」と承認を決定するのはいささか早計かもしれません。
負の遺産というのは、借金だけではありません。
すなわち金銭債務以外にも、誰かの連帯保証人になっていたりしている場合の保証債務も相続の対象です。
保証契約は紙ベースで行われることが絶対条件ですので、探せば契約の足跡はあるのですが、実際の相続財産の調査と異なり、大変見つけにくいでしょう。
契約書というのは当事者同士のやりとりで完結しますから不動産のように公示されているものではありませんし、性質上、故人がその契約自体を家族に黙秘、隠匿している可能性も考えられます。
また放棄を決定するのは制限時間3ヶ月ですのでのたりくらりもしていられません。
負の遺産の洗い出しは、今後の生活を脅かさないためにも神経を使う必要がありますね。
※なお3ヶ月に間に合わないとわかったらその時点で裁判所に熟慮期間の延長を申し入れをしましょう。
ではでは
みのしまでした（・∀・）ﾆｯｺﾘ
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