葬儀代行サービスは慎重に！？

 みのしまです（＾－＾）ﾆｯｺﾘ

自分の葬儀は自分で決めることができるというのは以前お話した通りですが

死後事務委任契約というのは、一般の委任契約と異なり、性質としてかなり繊細な面があります。

例えば、埋葬、納骨に関する事務。

故人がいくら契約者と親密な関係にあり、死後の納骨などの手続きを依頼したとしても、そこは残された遺族側の気持ちとしては自分たちで進めたいと思うのも当然ありえる話です。

まして生前相続人と顔見知りであるならまだしも、全く面識のない第三者がいきなり現れて死後事務をいきなり仕切られたら、不満を抱く者もいて当然でしょう。

また、死後事務委任契約は生前に金銭を預かり、管理する仕事もあります。仮に本人が意思能力が衰えてしまって、預け入れた記憶をなくしてしまうと、後々トラブルに発展しかねません。

こういったトラブルの回避のためにできるならば死後の事務は相続人が担当するのが望ましいですし、仮に第三者に委任する場合にも法整備がより充実した「後見人制度」の活用とセットで行うと遺族の心配も軽減することが期待できます。

後見契約についてはコチラ

現在の相続事情は「おひとりさま相続」が増加傾向にあり、死後事務の委任もそれにともない需要は増えているのですが、

上記のようなモラルの観点で利用に二の足を踏んでしまい、かといって後見制度の利用は色々と裁判所を介したりと色々と敷居が高く、これまた利用とまどってしまいがちです。

この両者を繋ぐような法整備の充実が待たれるところではある現状です。

ではでは

みのしまでした（・∀・）ﾆｯｺﾘ

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